宮田 佳美 講師

| 所属 | 湘南工科大学 工学部 総合デザイン学科 |
| 学部研究テーマ | 電動アシスト四輪自転車の研究 地域資源を活用したデザイン 地域のカラーパレット作成 ボードゲームのデザイン 辻堂地域酒場マップの提案 内陸部地域の観光モデル構築 …等、多岐にわたります。 |
メッセージ
私の研究室では、「やるときはしっかりやって、遊ぶときは全力で遊ぶ!」をモットーに、学生たちが活動しています。
研究テーマを決めるとき、「何を研究したらいいのかわからない……」というところからスタートする学生も少なくありません。そんなときは、「何をつくってみたい?」「何が好き?」というところから、一緒に考えます。
以前、学生たちと「この研究室に名前をつけるなら?」と話したことがあります。そこで返ってきたのが、
「うーん……なんでも研究室?」
という答えでした。
確かに、研究テーマはさまざまです。グラフィック、キャラクター、ゲーム、モビリティ、地域など、学生の興味によって研究の入口は大きく異なります。「こんなものをつくってみたい」「これが好き」「身近なこんなことが気になる」。そんな小さな興味や疑問も、デザインの視点から掘り下げていけば、研究のテーマになります。
だから私は、「どんなことでも研究してごらん」という姿勢を大切にしています。
ただし、「なんでもいい」は、「なんとなくでいい」ということではありません。
自分で自由にテーマを選ぶからこそ、そのテーマには自分で責任を持つ。なぜ研究するのか、誰のためにデザインするのか、どうすればもっと良くなるのか。調べて、考えて、つくって、試して、また考える。そこはしっかりやります。
そして、遊ぶときは全力で遊ぶ。
卒業後、学生たちはさまざまな会社や組織、地域へ進んでいきます。そこで出会った課題や、まだ誰も気づいていない資源の魅力に、デザインの力で向き合える人になってほしい。そして、その力を仕事だけではなく、自分の人生をちょっと豊かにするためにも使ってほしい。
そんなことを考えながら、学生たちと一緒に「なんでも」を研究しています。
研究テーマを決めるとき、「何を研究したらいいのかわからない……」というところからスタートする学生も少なくありません。そんなときは、「何をつくってみたい?」「何が好き?」というところから、一緒に考えます。
以前、学生たちと「この研究室に名前をつけるなら?」と話したことがあります。そこで返ってきたのが、
「うーん……なんでも研究室?」
という答えでした。
確かに、研究テーマはさまざまです。グラフィック、キャラクター、ゲーム、モビリティ、地域など、学生の興味によって研究の入口は大きく異なります。「こんなものをつくってみたい」「これが好き」「身近なこんなことが気になる」。そんな小さな興味や疑問も、デザインの視点から掘り下げていけば、研究のテーマになります。
だから私は、「どんなことでも研究してごらん」という姿勢を大切にしています。
ただし、「なんでもいい」は、「なんとなくでいい」ということではありません。
自分で自由にテーマを選ぶからこそ、そのテーマには自分で責任を持つ。なぜ研究するのか、誰のためにデザインするのか、どうすればもっと良くなるのか。調べて、考えて、つくって、試して、また考える。そこはしっかりやります。
そして、遊ぶときは全力で遊ぶ。
卒業後、学生たちはさまざまな会社や組織、地域へ進んでいきます。そこで出会った課題や、まだ誰も気づいていない資源の魅力に、デザインの力で向き合える人になってほしい。そして、その力を仕事だけではなく、自分の人生をちょっと豊かにするためにも使ってほしい。
そんなことを考えながら、学生たちと一緒に「なんでも」を研究しています。
電動アシスト四輪自転車デザインプロジェクト
工学部・機械工学科(野中研、大見研、稲毛研)と総合デザイン学科プロダクトデザイン分野(宮田研)では、トヨタコネク ティッド(株)、パナソニック サイクルテック(株)、(株)ワイエムの協力を得て、湘南エリアを走行する電動アシスト付き四輪自転車「Shonan E-assist Quadricycle」の企画、設計、開発を行っています。2022年度は湘南海岸サイクリングロード のような道を走れるコンパクトサイズに設計。街乗りで活躍する環境に優しいモビリティの実現に向けて取り組んでいます。学生が実際に地域デザインサーベイを行い、湘南辻堂の街をめぐりながらデザインをつくりあげました。
卒研生の研究テーマ

アイスブレイクの効果を高めるボードゲームのデザイン
今日、多くの教育現場でアクティブラーニングが行われている。アクティブラーニングとは学修者主体の学習手法の1つで、学び手が自らプロセスに参加することで、論理的、社会的能力などの汎用的能力の育成を図るものである。しかし、アクティブラーニングは指導の難しさが話題に挙がることも多い。その一因として、学び手のコミュニケーションスキルならびに、主体性が大きく影響する。そこで、グループメンバーでの関係構築をするため、アイスブレイクを実施する事例もある。アイスブレイクとは、初対面の人同士が出会う時、その緊張をときほぐすための手法として活用される。しかし、アイスブレイクでは自己紹介や軽いゲームなど、端的に終わるものが多く、印象に残りづらいという欠点がある。
そこで本研究では、「競争」や「高揚感」、更には「運要素」といったボードゲームで得られる要素をアイスブレイクに取り入れることによって、よりアイスブレイクを活発化させるためのデザインを提案する。
今日、多くの教育現場でアクティブラーニングが行われている。アクティブラーニングとは学修者主体の学習手法の1つで、学び手が自らプロセスに参加することで、論理的、社会的能力などの汎用的能力の育成を図るものである。しかし、アクティブラーニングは指導の難しさが話題に挙がることも多い。その一因として、学び手のコミュニケーションスキルならびに、主体性が大きく影響する。そこで、グループメンバーでの関係構築をするため、アイスブレイクを実施する事例もある。アイスブレイクとは、初対面の人同士が出会う時、その緊張をときほぐすための手法として活用される。しかし、アイスブレイクでは自己紹介や軽いゲームなど、端的に終わるものが多く、印象に残りづらいという欠点がある。
そこで本研究では、「競争」や「高揚感」、更には「運要素」といったボードゲームで得られる要素をアイスブレイクに取り入れることによって、よりアイスブレイクを活発化させるためのデザインを提案する。
祭り文化の再考による地域活性化―神奈川県横浜市鶴見区生麦「蛇も蚊も祭り」を対象として―
祭りとは、次世代へ地域の歴史や文化などの地域アイデンティティを継承することのできる大切な行事である。しかしながら、祭りは少子高齢化の影響により、担い手不足が深刻化している。2020年に発生した新型コロナウイルスの影響により蛇も蚊も祭りは2年間、開催中止となり、文化継承の機会が失われたことにより文化消失の危機感を覚える地域住民もいた。このことから、蛇も蚊も祭りを開催したいという意見が次世代の担い手である若者世代から多くあがったため、2022年に開催されることとなった。これは地域の祭りが大切なものであると再認識がなされた結果であり、今後の蛇も蚊も祭りの文化的価値が高まることも期待されている。以上のことから本研究は蛇も蚊も祭りの歴史や文化などをまとめ、次世代の担い手への文化継承の助力となるデザインの方向性を導出していくことを目的とした。
紙パックリサイクル率向上に寄与するデザイン
今日、ゴミの増加が社会的課題となっている。日本においては、大量生産・大量消費の社会が形成され、公害に端を発する環境問題となった。この反省から、1980年代から循環型社会が注目されている。これは今日でも続いており、例えばリデュース・リユース・リサイクルなどは生活者にも浸透している。リサイクルと聞いてイメージしやすいペットボトルは、2020年のリサイクル率で88.5%と高水準を記録している。しかし、同じ飲料容器である紙パックに注目すると、2020年のリサイクル率は29.7%と低水準であることがわかった。そこで本研究は、紙パックリサイクルグッズの利活用に関する現状を明らかにすることで、その利活用を進めるための方法を検討するとともに、デザイン提案を行い、紙パックリサイクル率向上に寄与することを目的とした。
ヒップホップイメージ向上のためのデザイン提案―グラフィティの活用を中心に―
今日、日本においてもヒップホップカルチャーが受け入れられつつある。例として、東京オリンピックではヒップホップカルチャーの代表であるスケートボードが競技として採用されたことが挙げられる。しかしながら、現在においてもヒップホップカルチャーは怖い・不良などのマイナスイメージが持たれやすい一面もある。そこで本研究は、ヒップホップカルチャーの一部であるグラフィティを活用することで、日本におけるヒップホップのイメージを向上させ、より親しみやすいサブカルチャーとして広めていくことを目的とし、デザイン提案を行うこととした。
祭りとは、次世代へ地域の歴史や文化などの地域アイデンティティを継承することのできる大切な行事である。しかしながら、祭りは少子高齢化の影響により、担い手不足が深刻化している。2020年に発生した新型コロナウイルスの影響により蛇も蚊も祭りは2年間、開催中止となり、文化継承の機会が失われたことにより文化消失の危機感を覚える地域住民もいた。このことから、蛇も蚊も祭りを開催したいという意見が次世代の担い手である若者世代から多くあがったため、2022年に開催されることとなった。これは地域の祭りが大切なものであると再認識がなされた結果であり、今後の蛇も蚊も祭りの文化的価値が高まることも期待されている。以上のことから本研究は蛇も蚊も祭りの歴史や文化などをまとめ、次世代の担い手への文化継承の助力となるデザインの方向性を導出していくことを目的とした。
紙パックリサイクル率向上に寄与するデザイン
今日、ゴミの増加が社会的課題となっている。日本においては、大量生産・大量消費の社会が形成され、公害に端を発する環境問題となった。この反省から、1980年代から循環型社会が注目されている。これは今日でも続いており、例えばリデュース・リユース・リサイクルなどは生活者にも浸透している。リサイクルと聞いてイメージしやすいペットボトルは、2020年のリサイクル率で88.5%と高水準を記録している。しかし、同じ飲料容器である紙パックに注目すると、2020年のリサイクル率は29.7%と低水準であることがわかった。そこで本研究は、紙パックリサイクルグッズの利活用に関する現状を明らかにすることで、その利活用を進めるための方法を検討するとともに、デザイン提案を行い、紙パックリサイクル率向上に寄与することを目的とした。
ヒップホップイメージ向上のためのデザイン提案―グラフィティの活用を中心に―
今日、日本においてもヒップホップカルチャーが受け入れられつつある。例として、東京オリンピックではヒップホップカルチャーの代表であるスケートボードが競技として採用されたことが挙げられる。しかしながら、現在においてもヒップホップカルチャーは怖い・不良などのマイナスイメージが持たれやすい一面もある。そこで本研究は、ヒップホップカルチャーの一部であるグラフィティを活用することで、日本におけるヒップホップのイメージを向上させ、より親しみやすいサブカルチャーとして広めていくことを目的とし、デザイン提案を行うこととした。

