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機械工学科 加藤 和弥 教授


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機械工学科 加藤 和弥 教授

企業での経験を生かして、機械の異常監視など
モノづくりの現場に貢献できる生産技術を研究しています。



幅広い分野に貢献するワイヤレスセンシング技術


工場など機械加工の生産ラインで用いられる切削工具、金型、歯車類は、絶えず故障や異常に遭遇するリスクにさらされています。
加藤研究室の取り組みは、こうしたリスクを軽減し、電気代などのコスト削減につながる技術の開発です。

具体的には、切削工具などの運動する機械にセンサーを取り付け、無線(汎用Wi-Fiモジュール)を使って送信された振動や温度変化、ひずみなどをPCで監視する仕組みを低コストで実現しています。

例えば、機械部品に「ひずみ」や「割れ」が生じて異常な振動が検出されると、ただちに現場スタッフに通報され、生産ラインの稼働がストップします。
こうした仕組みは「ワイヤレスセンシング技術」と呼ばれていて、余分な不良品を抑制し、生産ラインを効率的に保守することを可能にします。
加藤研究室の取り組みは、農業にも貢献しています。
気温・湿度・気圧を計測する複数のセンサーとWi-Fiモジュール、データ管理用の超小型スティックPCを組み合わせた環境測定装置が実際にビニールハウス内で稼働しています。
また、テニスラケットにセンサーを取り付け、インパクト時の握力や速度を計測することや、センサーを通じて競技用義足にかかる衝撃力を計測するなど、スポーツ工学への活用も進められています。

「ワイヤレスセンシング技術」は、機械工学の知識、モノづくりの現場で調査・分析する行動力、柔軟な発想力によってさまざまな分野で活用
されており、今後のさらなる発展が予想されます。

開発装置によるリアルタイム周波数解析データ

センサーを取り付け握力や速度を計測

金属部品を加工する装置「3次元形状加工機」